院長コラム更新！「心不全」について

健康に関する、院長コラム更新しました。

今回は「心不全」についてです。

４月になり、ようやく寒さが和らいできました。

この時期は急な朝晩の気温差に体調を崩す方も少なくありません。気温差は心臓に最も負担がかかるとされ、ここ最近は当院でも「息切れがする」「足がむくむ」「急に体重が増えた」という訴えで受診される方が増えつつあり、多くの場合「心不全」と診断されます。

心不全とは、「心臓が全身に十分な血液を送り出せず、全身の臓器障害をきたしている状態」のことを指します。体のさまざまな部分に不調や症状が現れ、特に高齢者の間で増加していると言われています。ただし、心不全は高齢者だけではなく若い方でも突然発症することがあります。

当院でも心電図やエコー等を用いて診断し、治療を行うことが可能です。また心不全は、腎臓機能の低下ゆえに発症することもあり、こちらの精査も欠かせません。いずれにせよ、「季節の変わり目だからいずれよくなるだろう」と思わないで医師に受診して相談されることをお勧めします。

PDFはこちら202404院長コラム（心不全）.pdf