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院長コラム更新!「痔核」について
2024.06.05
半田クリニック
当院では「肛門科」を標榜しており、市外からも多く来院されます。肛門科で多い症例に「痔核(じかく)」があります。形状がいぼに似ていることから一般的に「いぼ痔」・「脱肛」と呼ばれているもので、日常生活の中の様々な要因でおしりに負担をかけるうちに肛門の血行が悪くなり、肛門周辺の毛細血管のかたまりに血が溜まり(うっ血)こぶ状になったものです。便秘や力仕事、長時間座る仕事の人などに痔核は起こりやすくなり、また冷え性の方は肛門の血行が悪くなり痔核が悪化しやすくなります。主な症状は「出血」「(いぼの)脱出」であり、治療は保存的治療(整腸剤や緩下剤を服用、坐薬や軟膏を使用、症状に応じて鎮痛剤や抗炎症剤を服用)から、出血が止まらず痛み等が改善されない場合には、患者さんのご意向に沿って日帰りでの手術(当院で実施)をお勧めする場合もあります。診察時間内であれば予約等は不要ですので、まずはご相談ください。
PDFはこちら 202406院長コラム(痔核).pdf